JIS A 1102 骨材のふるい分け試験方法
JISA1102:2014 骨材のふるい分け試験方法
JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法で試料を縮分する
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるいでふるう
https://github.com/copilot/share/006e513a-0940-8c20-a941-940800fa0117
試験機具
ふるい
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部:金属製網ふるいを使う
よく使うのが75 μm,150 μm,300 μm,600 μm, 1.18 mm,2.36 mm,4.75 mm,9.5 mm,16 mm,19 mm,26.5 mm,31.5 mm,37.5 mm,53 mm,63 mm,75 mm,106 mm
試料の最小乾燥質量$ m_{d\min}
粗骨材
$ m_{d\min}=G_{\max}\cdot0.2\ \mathrm{kg\ {mm}^{-1}}
$ G_{\max}:粗骨材最大寸法
細骨材
1.2mmふるいに質量比5%未満とどまる場合:$ m_{d\min}=100\ \mathrm{g}
1.2mmふるいに質量比5%以上とどする場合:$ m_{d\min}=500\ \mathrm{g}
構造用軽量骨材
粗骨材の場合の1/2
測定精度
粗骨材:1g単位
細骨材:0.1g単位
手順
1. JIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法で試料を縮分する
2. 採取した試料を、105 ± 5℃で一定質量となるまで乾燥させる。
乾燥後、室温まで冷却する
3. ふるい分ける
ふるいを通過する質量が全試料質量に対する質量分率で0.1%/minになったら終了
ふるい振とう機などを使った場合は、さらに手でふるい分け、上記の終了条件を満たすまで再びふるい分ける
ふるい目に詰まった骨材は、破砕しないよう押し戻し、そのふるいにとどまった骨材とみなす
ふるいを積み重ねて振った場合は、終了条件を測るために、一度受け皿+ふるい1個だけにしてふるい直す必要があるtakker.icon
検証条件
5mmより小さいふるいについて、以下を満たすこと
$ m_r\le m_{r\max}:=\frac{A\sqrt\frac{d}{1\ \mathrm{mm}}}{300\ g^{-1}\ \mathrm{mm}^2}
$ m_r:ふるいにとどまる質量
$ d:ふるいの公称目開き
$ A:ふるいの面積
この条件を満たさない場合は、以下のいずれかの方法をとる
a. $ m_{r\max}未満になるように分けてふるう
b. 5mmを通過した骨材全てをJIS A 1158 試験に用いる骨材の縮分方法で縮分し、縮分した分だけふるい分ける
ふるい分け前後の全試料質量$ m_b,m_aについて$ \left|\frac{m_a-m_b}{m_b}\right|<1\ \%を満たすこと
記録するデータ
a) 骨材の種類
3),最大寸法及び産地
b) 試料の採取場所及び採取年月日
or商品名
c) ふるい分け前の試料の質量
d) ふるい分け方法(手動又は機械)
e) 連続する各ふるいの間にとどまる試料の質量及び質量分率(%)
f) 各ふるいにとどまる質量分率(%),各ふるいを通過する質量分率(%)
g) 粗粒率
h) 粒度曲線
i) 試験年月日
から必要なものを記録する
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